10代の頃は、友人・先輩から羨まれるほど、ニキビも全くない綺麗な肌が自慢だった。
化粧水塗り忘れることもあったし、塗ったとしても安いもので済ませていた。
張り切って友人から貰ったフェイスパックを着けた日には、潤いすぎて顔をもう一度洗うという、パックを無駄にすることもあった。
大学生の頃なんて、ファンデーションはシミがある人がつけるものだと、当時の私を殴りたくなる勘違いをしていたので、ファンデーションを買ったことなかった。
とりあえずで買った安いBBクリームを、指先分だけ出して顔全体に無理やり伸ばしてつけていた。
もちろん日焼け止めも安いものを買って、全部使い切ったことがないぐらい使っていなかった。
そのツケが28歳になった今やってきたのか、顔には薄いホクロのような、ソバカスのような斑点がたくさんできている。
肌は元々地黒だったが、そこにくすんだ色が混じって顔色がとても悪い。
おまけに目元は乾燥して色素沈着で黒くなっている。
ニキビができた時には最悪だ。
昔は触らなければ1日で落ち着いていて、かさぶたのようにポロっと取れて跡なんて残らなかった。
今は3年前の25歳にできたニキビ跡がある。しかも、たまに再発するから更に厄介だ。お前は火山かな。
メイク落としも、昔までは安くて強いオイルでゴリゴリ落としていたのに、今はメイクは落ちないし、肌から粉が吹く。最悪だ。
一番歳をとって実感してるのが、いくら保湿しても乾燥が止まらない。
ネットのレビューで「高保湿!」と絶賛されている商品ですら間に合わない。
冬になると、かかとの乾燥で使用するクリームを、顔の乾燥部分に塗って応急処置している。
(顔に使わない方がいいのは分かっているが、塗らないと顔の皮が捲れて血が出るほど痛くなる)
皮膚科に行ってもステロイドが処方されるだけで、根本が治ってる気がしない。
今は
ビューティークレンジングバームでメイク落としたり、化粧水を少し高級のものに変えて、以前よりはマシになっている。
10年前の自分にこう言いたい。「その恵まれた肌は永遠じゃないぞ」